2 Feb 2016

新しい家族

昨日、ついに我が家に新しい家族が加わりました。15ヶ月位のフレンチ・ブルドッグの男の子です。

我が家の男性2人はずっとフレンチ・ブルドッグを飼いたがっていたのですが、私がこれまでペットを飼ったことがなく、難色を示していました。でも、昨春発覚した私の病気の為、兄弟姉妹を欲しがる息子の夢を叶えることは永久的に不可能となり、また私も何となく気持ちが向いて来たこともあって、昨年末からチャンスが来るのを伺っていました。

 犬を飼うにあたり、私から出した条件が2つ。小型犬であることと"買わない"ということ。「買わない」と言うのは、動物のチャリティ団体などから引き取ること、ということです。動物愛護意識が強い英国でも、捨てられたりする犬がいるわけで、そんな中でお金を出して"新しい商品"を買うことに、ちょっぴり違和感がありました。

今回お世話になったのは、フレンチ・ブルドッグを専門としたボランティア団体。何らかの事情で手放さなくてはならなくなったフレンチ・ブルドッグを、「譲ります」などといった広告に出している飼い主に連絡を取り、責任を持って新しい家族を探す活動をしているそうです。("そうです"というのは、旦那から聞いた話なので。)我が家もずっと名乗りを上げていて、12月にはボランティア団体から家庭訪問も受けました。庭の周りにはきちんとフェンスが巡らしてあるか、(我が家は斜面に建っているので)庭の斜面から車庫の屋根に飛び移ることが可能で危険なので、飛び移れないように対処して下さいとか、責任を持って犬を買うのに適した環境であるかの査察です。

この子(M)は、遠くバーミンガムに住んでいたのですが、元飼い主から引き取られて、しばらく里親のところで過ごしていました。昨日はウチの旦那がロンドンの北側まで行き、里親と途中で合流。無事我が家に迎え入れることが出来ました。この引き渡しの作業も全てボランティアの方たちによって行われました。

ボランティアの方の話によると、これまであまり躾をされていないようだと。どの程度のことを言うのか、ペット初心者の私には全く見当がつかないのですが、1つ確かなのは、とても人懐こく、愛くるしいこと!寝るのが大好きで、人の横にベッタリと体を寄せて、グーグーイビキをかいて寝ます。

息子は、と言うと、来て何十分も経たなくて、必死に新しい環境を探っているMが、全然自分のいうことを聞いてくれないからといって「Mは僕のことが嫌いなんだ(¬_¬)」とすねてばかり。息子も学ぶことが山とありそうです。

Mにとっては、第二の新しい家族である私たち。幸せいっぱいの"犬生"を送らせてあげられるように、愛情たっぷり注ぎます。旦那は結婚する前、ずっと犬のいる生活を送っていたので、今のところ頼りにしっぱなしです。

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