4 Feb 2012

懐かしの天草へ・牛深編

ここ数日はお天気が続いています。今日は、懐かしの街、天草市牛深までドライブに出かけました。両親とアキ、姪っ子のはなはなと私の5人でのお出掛けでした。
海が見えるよ!いい眺め~。
もう、天草の海が見えてきただけで、本当にワクワクしてしまいます♪ 海だけでなく、水のある風景って大好きなんです!

先日アキと二人で天草方面へ出かけましたが、それは天草地方への入り口でもある三角町まで。今回は、天草地方の最南端にある牛深。車で片道約2時間半。今日も最高のお天気で、運転手役を務めた私も景色を楽しみながらドライブができました。

天草五橋の5号橋を渡ると上天草市松島町。社会人時代に数年間住んでいた、もう一つの思い出いっぱいの土地でちょっと休憩。ここには後日再度来ることになっているので、休憩後は牛深目指してひたすら進みます。


天草の松島は、宮城県の松島、長崎県の九十九島と並んで、「日本三大松島」の一つに数えられているそうで、青い海とそこに点々と浮かぶ島々は、いつ見ても心癒される景観です。国立公園に指定されている千巌山(せんがんざん)からの眺めは、更に美しいです。


観光地にお決まりの...、なんと言うのかな、記念撮影用のボード。
左が天草四郎、右がハイヤ節を踊る女性(?)、真ん中は...。

更に南に下ること1時間強。本日の目的地牛深に到着。最初に寄ったのは、十数年前にオープンした『海彩館』。地元の新鮮な魚やおいしい加工食品、特産品などを扱うお店や、レストラン、牛深における漁業の歴史などを紹介・展示するコーナーがある施設です。

巨大いけす。ぐるぐる泳いでいるのは鯛です。

鯛が泳ぐ様子を、真横から眺めることもできます。

種類も豊富な練り物たち。

海の町と言えば、新鮮でおいしいお魚。せっかくここまで来たのだから、お昼にはお刺身定食でも、と言いたいところですが、今日は母が朝から用意してくれたおにぎりと、おかずには海彩館で買った5種類ほどの手作りの天ぷら(九州地方では、魚の練り物を天ぷらと呼びます)。海彩館に隣接して整備された、屋外の広いスペースでいただきま~す!大胆にパクリとかぶりついていただきました。

温かいお天道様の光が心地よく、海風も強くなくて
屋外でのランチには持って来いのお天気でした。

くまもとアートポリスの一環として平成9年にかけられた
牛深ハイヤ大橋。

漁業の町らしく小さなボートがたくさん行き交い、
その様子を眺める子供たちを飽きさせません。

ランチ後、昔懐かしい街中を走り抜け、やって来たのが遠見山の水仙公園。毎年1月中旬から2月中旬にかけて50万本とも言われる水仙が見頃を迎えるのですが、残念ながら見頃は過ぎていました。牛深を出てからも何度もこの公園の水仙を見ようと訪れるのですが、見頃の時期を捉えるのが難しく、満開の水仙を見たのは1、2度だと思います。

撮り方によっては”たくさん咲いてる~!”ように見えます。が。

駐車場からは歩いて頂上に向かいます。

牛深の街が見下ろせる遠見山展望所。

牛深町。牛深ハイヤ大橋全体が見渡せます。

遠見山からの久玉町の眺め。この地区に住んでいました。

結構急な勾配。遊歩道沿いはまだ水仙が咲いていました。

牛深までの道中には天草市本渡(旧本渡市)があり、そこにも是非寄りたい場所が。市内にある延慶寺には、”兜梅”と呼ばれる樹齢約500年の臥龍梅(白梅)があります。この梅の老木について初めて知ったのは、司馬遼太郎の『街道を行く 島原・天草諸道』を読んだとき。それ以来、見頃の時期に天草を訪れたときは、延慶寺を訪れることにしているのですが、梅の時期には早過ぎるようで、既に日も傾きかけていたし、今回は自宅に直行することに。

ちょっと休憩で立ち寄ったのは、松島町の菜の花畑。松島総合センター『アロマ』横に広がる黄色いじゅうたん。こちらも見頃は過ぎていましたが、それでも夕日を背にした菜の花畑は、本当にまぶしいくらいに輝いていました。

上天草市松島町の菜の花畑。
牛深に住んでいた頃は、海の町らしく舟釣りを楽しんだり、無人島でバーベキューをしたり、天然の白浜が残り、カラフルな熱帯魚も見られる透明度抜群の茂串海水浴場で日が沈むまで遊んだり、同僚たちと夜な夜な集まっては飲み会をしたり、楽しい思い出ばかりが残るところです。(ちゃんと仕事もしていました。念のため。)それまでは刺身やお寿司を始め魚料理全体があまり好きではなかったのですが、魚のおいしさを知ったのもこの町。今度はもっとゆっくり訪れたいです。

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