26 Jan 2012

インド里帰り2012・デラドゥンにて-外出編-

地理的には谷あいに位置するデラドゥン。雨が比較的多いところですが、天気が許す限り、朝食後は近場へ出掛けていました。

デラドゥンの南東に位置するリシケシ。
前回訪れたのはちょうど2年前。そのときと比べて劇的に変化をしているインド。地方の小都市デラドゥンも例に漏れず、大きなモールや外国ブランドのお店などが入る建物が次々と建設されていました。

パパの実家からデラドゥンの中心部へ続く道。両脇には小さな個人商店が所狭しと並び、通行人は縦横無尽に歩いたり横断したり、もともと車がやっと離合できるほどの広さしかない道路なので、四六時中交通渋滞。その道路幅を広げるための工事が行われていました。両脇の建物は、道路を作るのに必要な幅の分だけ建物が取り除かれていました。つまり、道路に面した建物の表の部分をぶち壊す。その様子が下の写真です。奥の部分は残っているわけなので、残された部分の住居でそのまま生活している人も、もちろんいます。ここの店舗を失った人は、別のところに新たに作られた建物に入ったというのは、パパの話。
鉄骨がむき出しの状態に。大胆なやり方。さすがインド。

写真右端に写る縦に細長い建物が、デラドゥンのランドマークClock Tower。


この日出かけた先は、避暑地として外国人にも人気のある観光地ムスーリー(Mussoorie)へ向かう途中にあるMalsi Deer Park(通称鹿公園)。


パパに「動物園だよ!」といわれていたアキも大喜び。でも実際は、鹿公園とあって、たくさんの鹿とレパード(ひょう)が一頭いたくらいで、後は鳥類が少し。(それと野生のサルたち。)一番人気があったのは、遊具がたくさんあるキッズ・エリアでした。


「さぁ、小屋に帰るよ!」と係りのおじさんに追い立てられて
帰路に着くガチョウたち。

鹿公園の見ものレパード。ピントがフェンスに合ってしまい、ピンボケ~。

デラドゥンには今もパパの親戚が多く住んでいるのですが、現在一人暮らしの義母のところを毎日のように訪れてくれるのが、パパの従兄弟たち。(アキから見た場合、この人たちはチャチャと呼ばれます。)この日は従兄弟のうち弟の方のお宅へ。

庭で鍬を振るうアキ。スローライフに目覚めた!?

デラドゥンでも郊外の、とてものどかな農村地帯。
ここのすぐ近くにも開発の波が押し寄せています。


後日、ムソーリ方面へドライブ。デラドゥンからは片道1時間ほどの道のり。今回は途中まで行って引き返しました。


ムスーリーへ向かう途中の道から。
頂上部分に見えるのがムスーリーの町並み。
標高2000mほど。英国統治時代に開発された場所で、当時は多くのイギリス人の避暑地としてにぎわったそうです。今でも避暑地として人気があり、観光地としても多くの人が訪れます。今年は雪が積もり、それがニュースになっていました。
ムスーリー方面へ向かう途中の道からの、デラドゥン市街の眺め。

途中にあるヒンズー寺院。
行きの車の中では眠ってしまい、引き返した後は下りで時間がかからなかったこともあり、アキは車酔いすることもなく無事でした♪


そして、デラドゥンからの外出先でもっとも遠かったのが、リシケシ(Rishikesh)。デラドゥンからは車で南東へ90分ほどのところにあり、よく『ヨガの聖地』と称されます。外国人にも人気の観光地で、この日もインドの民族衣装ではないけれど、でもいかにもインドを旅してますっぽい格好をした外国人を多く見かけました。
聖なる川ガンガー(ガンジス川)の対岸から。
リシケシを流れるガンガーの水はとてもきれいです。




出来立てホクホクの手作りビスケット。とっても素朴な味でした。

バングルなど女性用装飾品を扱うお店。

この日も行きはずっと寝ていたので大丈夫だったアキですが、帰りは眠気も来ず、インドに来て2度目の車酔いによる嘔吐。(1度目はニューデリーからデラドゥンへ向かう途中で。)このときは事前にきちんと伝えてくれたので、”気分が悪いんだ”とは分かっていたのですが、途中気晴らしのために立ち寄ったスーパーで買ったチョコを食べさせたのが、気分を更に悪化させたよう。スーパーをうろうろして少し気持ちも良くなったようで、再度車に乗り込んだときに「チョコ食べてもいい?」とアキに聞かれ、もう大丈夫かな、と思ったのですが...。子どものこと、私もこうやって少しずつ勉強しています。

義母はしばらく病気していたためもあり、一緒に出かけたがることは一度もありませんでしたが、そんな義母のためにも「昼食は義母と一緒に家で食べる」が原則だったので、出掛けた先では軽いスナック程度で済ませ、必ず家でお昼を食べていました。なので、午前中リシケシに行った日の昼食は午後4時を回っていました。(続く...)

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