14 Nov 2015

新しい出会い

いまの街に引っ越してきて1年以上。ここにもある日本人コミュニティの集まりに初めて行ってきました。



毎月第2土曜日に集まっているというグループは、年長と小学校低学年の集まり。1時間半という短い時間ですが、工作あり、読み聞かせあり、書き方ありの盛り沢山。平仮名の一つも読めない書けない息子ですが、一生懸命取り組んでいました(^-^)/

今日の工作は、クリスマスツリー作り。細かい作業もあったので、私も手を貸しました。担当者は、それぞれのカテゴリーで毎回持ち回りだそう。事前準備。教案や教材作りとはちょっと違うけれど、遠い昔を思い出します(^^)

最初は恥ずかしくて恥ずかしくて、私の側にピッタリとくっついて離れようとせず、緊張で顔がこわばっていた息子。行く前には、大人(私)もずっとそこにいていいの?と、1人置いていかれるのではないかと不安だった息子も、帰る頃には男の子と一緒に、ニコニコはしゃいでました。

帰りの車中での、息子と私の会話。

息子:「この集まりはどのくらい(頻度)あるの?」
私:「毎月一回だよ。」
息子:「えーっ!毎週ならいいのに。」
私: ニコ(^^)

とても楽しかったようで、帰宅後日本語を書きたいと言って書いていたのが、トップの写真です(^-^)/ 息子が書きたいという文章を私が平仮名で書き、それをお手本に息子が書き写しました。

英国に越してきて以来、息子のアイデンティティについてずっと考えています。インド人と日本人の両親を持ち、第三国である英国に住む。両親以外の血縁関係者・親戚がいない中で、息子が「自分とは?」と言う悩みを持つのは必至です。クリスチャンの学校に通う息子はキリスト教を信じると言い、自分のことをBritishと言います。ethnicityもnationalityもBritishではないし、信仰という点でも何らかの儀式を受けたわけでもありません(旦那によると、ヒンズー教徒は生まれながらにしてヒンズー教徒なので、ヒンズー教徒である旦那の息子はヒンズー教徒と言いたいらしい。) でも、インド人と日本人の間に生まれたからには、息子にもそのethnicityは大切にしてもらいたいなぁ。

ということで、息子にとって今日の出会いが、心の成長の過程で新たなきっかけになることを祈って。

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