19 Jun 2015

化学療法 1st Cycle 開始

本日いよいよ、治療開始。ステロイド服用の為深夜2時に一度起きたため、その後なかなか寝付かれず、今朝は少々フラフラ状態でした。


予約は午前8時15分でしたが、8時前に到着で一番乗り。直後に到着したおじいちゃん患者と待合室でしばし雑談し、おじいちゃんと"All the best!"と励まし合って、病室の中へ。

好きな場所を選んで椅子に座り、血圧、熱、心拍をチェック。cannula(留置針)を右腕に入れ、投薬の準備。血管に生理食塩水を流し入れ、治療薬による吐き気を緩和する薬、アレルギー症状を引き起こさないようにするための薬を注入。再度生理食塩水を流し入れ、いよいよ、自分の体にあった量(身長、体重、その他の事前検査結果)で投薬開始です。

最初にTaxoが3時間、その後Carbo45分。アレルギー用の薬のせいで最初眠気がして、ボーッとなっていましたが、息子を学校に送り届けた後、様子を見に来てくれた旦那とおしゃべりしながらリラックス。紅茶、コーヒーなどの飲み物にビスケットのサービスもあります。勿論付き添いの人にも。ランチにはサンドイッチに小袋のポテトチップス、ヨーグルト。こちらは患者のみ。病室の様子は明るくて、ジョークが飛び交いとてもリラックスしています。勿論、患者さんひとりひとりは、それぞれのストーリーやここに至るまでの背景があるのでしょうが、重苦しい空気はありませんでした。

持参したiPadを使いYouTubeで「松本家の休日」を、爆笑したいのを抑えながら見ていました。(病院内は無料でWiFiが使えます。ログインしたり、パスワードが不要なので、セキュリティ面では危ないですが。)すると、英国赤十字のボランティアという方が、治療中にハンドマッサージをしてくれるということだったので、二つ返事でお願いしました。彼女は退職後、このボランティアを約15年続けていて、A病院では4年ほどとのこと。地元の方なのですが、私の左手をマッサージしながら、私の他愛も無い話に自然な優しい笑顔で耳を傾けてくれました。こういう出会いがある度に、この土地を引っ越し先に選んで良かったなぁ、といつも思います。それが度々。

無事投薬も予定通り終了し、吐き気止めとステロイドの錠剤をもらい、午後2時には元気に帰宅。いつもより朝が早かったので、帰宅後お昼寝をしましたが、午後9時現在いつもとなんら変わりありません。でも、いろいろ関連ブログを読んでいると、投薬当日は副作用が全くなく、翌日以降に徐々に現れると言う人が多いようなので、私もそのパターンでしょうか。本当に副作用が襲ってくるの!?と信じられない(と言うか、信じたくない(ーー;))感じです。

トップの写真は、息子のクラスメートの保護者からもらった花束。甘い百合の香りが優しく漂っています。仕事の関係で、息子の送り迎えには数える程しか行ったことがなく、他の保護者と話す機会がほとんどないのですが、こうした優しい気遣いを貰えて、あぁ、幸せだなぁ、と思った治療初日でした。

因みに、写真に写っている大小2枚のドイリーは手作り。大きい方は私作。小さい方は、幼少期住んでいた家の大家さんで、本業手芸屋さんから頂いた4枚セットの一枚です。


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